芸術色彩研究会

芸術色彩研究会からのお知らせと記録 | 公式ウェブサイトgeishikiken.info |
京都造形芸術大学でトークイベント開催致します

この度、京都造形芸術大学、伝統文化イノベーション研究センター(K‌Y‌O‌T‌O‌T5)ご厚意

により京都でのトークイベント開催が決定致しました。

以下詳細となります。

直近のお知らせとなってしまい申し訳ございませんが、お時間ございまいたらお越しいただけますと幸甚です。

芸色研メンバー一同

 

 

「色彩と質感の地理学−日本と画材をめぐって」

<京都編>

 

 

 

同日開催:日本画材工業会主催 画材相談会

 

会場 京都芸術造形大学 ギャルリーオーブ 吹き抜け

 

日時:11月17日(土)

   13:00-15:00 芸色研トーク 

   15:00-17:30 画材相談会

 

   「参加費無料・入退場自由」

 

企画 芸術色彩研究会

共催 伝統文化イノベーション研究センター(K‌Y‌O‌T‌O‌T5)

   日本画材工業会

協力 京都技法材研究会

 

 

◆ トーク概要

 絵画は色彩だけではなく、質感も視覚心理に働きかける重要な要素です。特に日本は、西洋圏に比べて質感に関する感性が豊かな文化だと言われています。例えば日本画で使われている顔料は、もともと鉱物が原料になっています。そのため「岩絵具」と言われており、光輝性を持った独特な質感があります。こうした岩絵具をはじめ、和紙などの日本で使われてきた画材の魅力とは何でしょうか? そして現代の芸術においてどのような価値があるのでしょうか?

 これまでの美術大学や国内の美術業界における議論では、その特性について国際的に価値を説明するのは困難です。一方で、ニュートンから始まる近代の色彩理論だけでも、各地域で異なる色彩感覚や質感などについてすべてを論じることはできません。わたしたちは、環境、知覚、認知、言語の絶え間ないフィードバッグによって文化圏特有の「色彩感覚」「質感感覚」を醸成しており、画材にもそれは息づいています。今回のトークイベントでは、昨年行われた議論を踏まえつつ、文化を国境線で区切ることなく、地理的、風土的な意味での日本の画材に潜む色彩・質感感覚について考えます。また、美術の問題だけにとどまらず、近年の認知科学の発展に伴う自動車、化粧品、ファッションまでを射程に入れた色彩・質感研究の現在にも迫ります。素材と感性、両面からの普遍的な議論を通して、日本の画材を、例えば「日本画」から解放してこそ、その魅力を世界に向けて伝えることができるのではないでしょうか。

 

 

◆ 芸術色彩研究会(芸色研)とは

中村ケンゴ、三木学、岩泉慧による研究会です。昨年、画材ラボ PIGMENT(東京都品川区)で開催されたトークイベント「色彩と質感の地理学―日本と画材をめぐって」を機に発足しました。

 芸色研では、芸術表現における色彩の研究を、狭義の色彩学に留まらず、言語学や人類学、工学、認知科学など様々なア

プローチから行います。そして、色彩から芸術表現の奥にある感覚や認知、感性を読み解き、実践的な創作や批評に活かすこと

を目指します。

 ここで指す色彩は、顔料や染料、あるいはコンピュータなどの色材や画材だけではなく、脳における色彩情報処理、また素材を

把握し、質感をもたらす要素としての色彩、あるいは気候や照明環境など、認知と感性に大きな影響を及ぼす色彩環境を含むも

のです。それは芸術史を、環境と感覚の相互作用の観点から読み直すことにもなるでしょう。

 

芸術色彩研究会 HP

http://geishikiken.info/

 

◆登壇者

 

中村 ケンゴ

美術家。現代社会を表象するモチーフから、美術史上のさまざまなイメージまでをも用いたユニークな絵画を制作。国内外の展覧会、アートフェアに多数出品。展覧会、シンポジウムなど、アートプロジェクトの企画運営にもあたる。共編著『20世紀末・日本の美術ーそれぞれの作家の視点から』(アートダイバー)。

多摩美術大学大学院日本画専攻修了。

http://www.nakamurakengo.com

 

三木 学

文筆家、編集者、色彩研究者、ソフトウェアプランナー他。 独自のイメージ研究を基にした編集、執筆、ソフト開発、ライセンス・マネジメント等を行っている。共編著に『フランスの色景』、『大大阪モダン建築』、ヤノベケンジ『U‌L‌T‌R‌A』(すべて青幻舎)などがある。

 

岩泉 慧

美術家、京都造形芸術大学講師、画材ラボP‌I‌G‌M‌E‌N‌T所長。 2‌0‌1‌5年に絵画表現における膠使用方法の論文で博士号を取得。P‌I‌G‌M‌E‌N‌Tや京都造形芸術大学にて膠を基点とした様々な画材の研究、指導を行いながら、物質存在に関する作品により作家としても活動を続けている。

www.hcam.works

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

◆画材相談会概要

 普段中々聞けない画材に関する質問を画材メーカーさんが直接お答えします。メーカーさんに聞く事が出来る貴重な機会です。ぜひお越しください。

 

参加企業:アワガミファクトリー(和紙)

     (株)クサカベ(油絵具、水彩絵具、アキーラ)

     ナカガワ胡粉絵具(株)(岩絵具等の日本画画材)

     (株)中里(筆・刷毛)

     (株)名村大成堂 (筆・刷毛)

     ホルベイン画材(株)(油絵具、水彩絵具、アクリル)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

会場 京都芸術造形大学 ギャルリーオーブ 吹き抜け

企画 芸術色彩研究会

共催 伝統文化イノベーション研究センター(K‌Y‌O‌T‌O‌T5)

   日本画材工業会

協力 京都技法材研究会

                    

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

京都造形芸術大学

606 8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116

Tell 075 791 9122

 

Access

■JR「京都駅」より

市バス5系統/岩倉行 「上終町京都造形芸大前」下車(所要時間約50分)

 

■地下鉄「北大路駅」(北大路駅バスターミナル)より

市バス204系統循環 銀閣寺方面「上終町京都造形芸大前」下車(所要時間約15分)(※地下鉄北大路駅へはJR京都駅より約15分)

 

■京阪「出町柳駅」より

市バス上終町3系統/上終町京都造形芸大前行 「上終町京都造形芸大前」下車(所要時間約15分)

叡山電車(京阪出町柳駅乗りかえ)茶山駅下車、徒歩約10分

 

■阪急「河原町駅」より

市バス5系統/岩倉行 「上終町京都造形芸大前」下車(所要時間約30分)

市バス上終町3系統/上終町京都造形芸大前行 「上終町京都造形芸大前」下車(所要時間約30分)

 

※所要時間はあくまで参考としての標準時間です。天候や交通事情により変わりますのでご注意ください。

本学には駐車場がありません。車・オートバイ・自転車での来学はご遠慮ください。

 

 

| information |
AMP×PhotoMusic「ニュー・ファンタスマゴリア」@kumagusuku参加のお知らせ

 

AMP(Ambient Media Player)は、環境や空間に溶け込む、新しい視聴覚体験を提供するディスプレイ・メディアとして、パナソニック アプライアンス社 新規事業創出アクセラレータープロジェクト「Game Changer Catapult」から誕生しました。現在、コンセプトモデルを多くの方に体験をしていただくために様々な場所で実証実験を行なっています。


AMPは、新たなコンテンツプラットフォームを目指しており、今回、シナジー効果のあるコンテンツ連携の一環として、音楽自動生成スライドショーシステムPhotoMusicによって制作された作品をアートホステルkmagusukuにて上映いたします。
PhotoMusicは、画像の色から音楽を自動生成し、スライドショー動画を作成するシステムですが、色と音の対応、視覚と聴覚の共感覚的対応をさせることで、感覚の連動、交差、増幅などの相乗効果が起きるコンテンツが制作できます。

 

今回は、2017年7月に京都芸術センターで開催された上映会「ニュー・ファンタスマゴリア」において、14組13人のアーティストがPhotoMusicを使って制作した19作のスラドショー動画作品を上映し、さらに、第二期として新たなアーティストが参加します。第二期では、芸術色彩研究会の中村ケンゴと岩泉慧も出品いたします。


「ファンタスマゴリア」とは、19世紀にヨーロッパを中心に流行したスライド上映ショーですが、その際すでに音楽が同時に鳴らされており、映画やテレビに先行する視聴覚メディアでした。

 

現在は19世紀にも劣らない視聴覚メディアの勃興期と言えます。急速なデジタル技術の進化によって、スマートフォン、高精細モニターなどの新しいデバイスや、アプリケーションなどのコンテンツ、それに伴う視聴覚体験の刷新が始まっています。
AMPという空間に溶け込む新しいデバイスと、PhotoMusicという感覚連動をするシステムによって創り出された新しいコンテンツが、アートとホテルが融合するkmagusukuにおいて、どのような化学反応を引き起こし、新たな環境を作り出すのかご鑑賞いただけましたら幸いです。

 

「ニュー・ファンタスマゴリア−Colorful Ambience」

京都アートホステルkumagusukuに設置されているAMPとPhotoMusicによる上映プログラム「ニュー・ファンタスマゴリア」では、アーティストの意見をフィードバックし、さらに新たなアーティストを加えて空間創造を行います。
テーマは、「Colorful Ambience」。画像の中の色彩から音楽に変換するPhotoMusicの構造を活かし、色彩豊かな映像音響空間を創出することを目指します。是非ご高覧下さい。

 

第二フェーズ参加アーティスト(順不同・敬称略)
有田京子|Kyoko Arita  協力:YELLOW 
前田泰宏| Yasuhiro Maeda  協力:西淡路希望の家 
高山勝充| Katsunobu Takayama 協力:ライプハウス 
茶薗大暉| Daiki Chazono 協力:ライプハウス 
以上:写真撮影:仲川あい|Ai Nakagawa、協力:capacious
シュヴァーブ・トム|Tomas Svab
中村ケンゴ|Kengo Nakamura
岩泉慧|Kei Iwaizumi

 

第一フェーズ参加アーティスト(順不同・敬称略)※上映作品を入れ替えます。
港千尋+DOZAN11(EX 三木道三)|Chihiro Minato+DOZAN11(EX MIKI DOZAN)
勝又公仁彦|Kunihiko Katsumata
キオ・グリフィス|Kio Griffith
佐久間里美|Satomi Sakuma
鈴木崇|Takashi Suzuki
澄毅|Takeshi Sumi
関口涼子+DOZAN11 Ryoko Sekiguchi+DOZAN11
武田陽介|Yosuke Takeda
田中和人|Kazuhito Tanaka
中屋敷智生|Tomonari Nakayashiki
矢津吉隆|Yoshitaka Yazu
山内亮二|Ryoji Yamauchi
山本聖子|Seiko Yamamoto
 

http://gccatapult.panasonic.com/aboutus/news20180727.php

| information |


■芸術色彩研究会ウェブサイト
■カテゴリー
■トークイベント「色彩と質感の地理学−日本と画材をめぐって−」
■芸術色彩研究会とは
芸術色彩研究会(芸色研)は、芸術における色彩に関する研究を行い、色彩から芸術やその奥にある感覚や認知、感性を読み解き、実践的な創作や批評に活かすことを目指します。ここで指す色彩は、顔料や染料、あるいはコンピュータなどの色材や画材だけではなく、脳における色彩情報処理、また素材を把握し、質感をもたらす要素としての色彩、あるいは気象条件や照明など、認知と感性に大きな影響を及ぼす色彩環境を含むものであり、芸術史を感覚史的に読み直すことでもある。創造行為としての芸術は、環境と脳を含む身体の不断のフィードバッグの成果であり、芸術色彩研究会(芸色研)では、その情報交換を読み解く鍵として色彩を位置付けていく。
http://geishikiken.info

links